シリア停戦に関するモゲリーニEU上級代表の声明
EU News 59/2016
2016/02/23
ブリュッセル
＜日本語仮抄訳＞
フェデリカ・モゲリーニ欧州連合（EU）外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、以下の声明を発表した。
「国際シリア支援グループ（ISSG）のもとで設立された、EUも参加しているタスクフォースにおいて、共同議長を務める米露により、シリア全域において戦闘を停止する条件に関する合意が発表されたことは、吉報であり、正しい方向への一歩を意味する。先週ミュンヘンで開催されたISSG会合における決定に、完全に合致している。
今後は、手順の具体的実施を徹底することが重要となる。現在、軍事的もしくは准軍事的対立に関与しているあらゆる勢力が、この合意の対象となるが、国連安保理がテロ組織に指定したグループは除外される。このことは、2月19日の欧州理事会においても強調されたとおりである。
今我々がすべきことは、あらゆる当事者が戦闘を停止するための手順を受け入れ、2月11日と12日にミュンヘンにおいて自ら約束した内容を履行することを、担保していくことである」
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://eeas.europa.eu/statements-eeas/2016/160223_01_en.htm
