移民・難民に関するヴァレッタ首脳会議の主な結論
EU News 328/2015
2015/11/12
欧州理事会
ヴァレッタ
<日本語仮抄訳>
移民・難民に関するヴァレッタ首脳会議では、欧州とアフリカ諸国の首脳が、力を合わせ移民・難民をめぐる現在の課題だけでなく、移民・難民がもたらす機会についても対応するために集結した。
同会議では、移民・難民問題はこれらの人々の出身国、通過国および目的国全てが分かち合うべき責任であることを確認した。欧州連合(EU)とアフリカは、連携の精神をもって双方にとっての関心である諸課題への共通の解決法を探った。
会議に出席した首脳らは、政治声明と、下記を目的とする行動計画を採択した。
1 非合法移民・難民および強制退去の根本原因に対応する
2 合法的な移民・難民と人の移動に対する協力を強化する
3 移民や庇護を求める人々の保護を強化する
4 非合法移民・難民、密航および人身売買を防止し、これらの動きと闘う
5 送還、再入国および社会への再統合に対する協力強化に向けてより緊密に作業を進める
首脳らは、2016年末までに実施すべき16の非常に具体的な行動についても合意した。
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/en/meetings/international-summit/2015/11/11-12/
Valletta Summit. Donald Tusk, on the right, and Jean-Claude Juncker Date: 11/11/2015 Reference: P-029319/00-42 Location: Valletta (C)EU, 2015 URL