欧州議会議員団、日EU自由貿易協定の早期締結を求める
EU News 319/2015
2015/11/06
欧州議会
<日本語仮抄訳>
欧州議会の国際貿易委員会に所属する議員は、本日終了した訪日に際し、欧州連合(EU)と日本双方の市民と経済の利益になるよう、日本と野心的、包括的かつバランスの取れた自由貿易協定(FTA)の早急な締結に向けた決意を強調した。同委員会のベルント・ランゲ委員長(社会民主進歩同盟、ドイツ出身)率いる訪日団はまた、同協定に向けた交渉においてなお課題となっている問題を解決し、最近まとまった環太平洋パートナーシップ協定(TPP)より野心的な協定をまとめるよう求めた。
ランゲ委員長は、TPPの大筋合意に対し日本政府に祝意を述べつつ、日・EU協定は「一部の分野においてはもっと先を行くべきだ」とした。一行は、「いくつかの問題において日・EU間のFTA(経済連携協定〈EPA〉)ではより野心的な結論」を追求するよう日本に要請した。
Sample of INTA meetings and activities in Japan. Photos courtesy of TH, METI. November 2015 URL