欧州委員会、移民・難民対策としてギリシャに590万ユーロを緊急援助
EU News 294/2015
2015/10/26
AC/15/5908
ブリュッセル
＜日本語仮抄訳＞
欧州委員会はギリシャに対し、東エーゲ海の島々に漂着する多くの移民・難民に対処する支援策として、庇護・移民・統合基金（AMIF）から590万ユーロの緊急援助を提供した。この追加資金は、同国が「ホットスポット」構想と、最近合意された移住計画を実施するための一助となる。この資金で、国際的保護を必要とする人々やその他の移民・難民を6万人以上、東エーゲ海の島々からフェリーでギリシャ本土に移送する費用が4カ月間賄われる。欧州連合（EU）の資金が不法な2次的移動に使用されることを防ぐため、この追加緊急援助の対象は、本土への移送の前に、島々において適切に審査を受け、登録され、指紋が採取された者に厳しく制限される。
AMIFに基づく緊急支援の提供は、庇護や移民・難民の圧力を強く受けているEU加盟国の緊急かつ具体的な要求に対応するために、具体的で効果的な行動を通じて結束の原則を適用する、欧州委員会の包括的な取り組みの一部である。欧州委員会は、AMIF を通じて提供する資金として、2015年は5,150万ユーロを確保している。
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2015年10月号 ニュースの背景
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://europa.eu/rapid/press-release_AC-15-5908_en.htm?locale=en
File Photo: Dimitris Avramopoulos, Member of the EC in charge of Migration, Home Affairs and Citizenship. Date: 20/10/2015 Reference: P-029388/00-05 Location: Brussels - Radisson Hotel (C)EU, 2015 URL
