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EU・日本科学政策フォーラムにてフォーサイト(予測)について議論―― 2015年10月3日に京都にて開催

EU News 267/2015

2015/10/05

2015年10月3日(土)、「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)」に先立ち、「第6回EU・日本科学政策フォーラム――加速的変化の時代における科学技術イノベーション政策のためのフォーサイトとは」が開催された。政策研究大学院大学(GRIPS)と駐日欧州連合(EU)代表部科学技術部の共催による本フォーラムには、日・EUから大臣(スウェーデン、ブルガリア)、政治家、政策立案者、学術機関長、産業界関係者、専門家などが集結し、活発な議論が交わされた。

開会の挨拶として、まずはホストであるヴィオレル・イスティチョアイア=ブドゥラ駐日EU大使が「今回の時宜を得た議論は、研究・イノベーションパートナーシップにおける日・EU関係の強化を示す、両者による政策対話の優れた例である」と述べ、その後、尾身幸次STSフォーラム創設者兼理事長からも歓迎の辞をいただいた。フォーラム直前に科学技術振興機構(JST)の理事長に就任した浜口道成氏からは乾杯の挨拶をいただいた。また、欧州議会科学技術選択評価委員会(STOA)委員長であるポール・ルビック、総合科学技術・イノベーション会議の原山優子議員、欧州委員会共同研究センター(JRC)のハビエル・トゥルサードからは、科学技術政策立案におけるフォーサイトの活用とその重要性について概要説明があった。その後、フォーサイトを「提供する側」と「活用する側」を代表し、7名の著名な専門家から議題の導入が行われ、参加者による議論へと続いた。

本フォーラムのプログラムおよび参加者一覧はこちらから(英語)。

2015.10.03 6th EU-Japan Science Policy Forum, Kyoto, by Tom Kuczynski, EU, 2015 URL