EUと日本、オープンな貿易に向けた協議を継続
EU News 254/2015
2015/09/18
ブリュッセル
＜日本語仮訳＞
日本と欧州連合（EU）が東京で行っていた自由貿易協定のための12回目の交渉が、今日終了した。今月末に別途協議される予定の投資を除いて、全分野について協議した。
市場アクセスが、特に日本にとっては自動車、EUにとっては農産品について、依然として重要な要素であるが、今回の交渉において、EUは製品貿易を超えた進捗を狙いとしていた。相互貿易の障害となっている非関税措置、鉄道や公共交通などの分野を含む公共調達に関する制限のみならず、サービス、投資、知的財産、地理的表示などについても日本が対応するという、交渉の総体的な成功をEUは重要視している。
今年5月に行われた日･EU定期首脳協議において、極めて包括的かつ野心的な協定に、願わくば年末までに合意することを目指して交渉を進めるべき、との強い推進力が加えられた。次回の本交渉は10月末にブリュッセルで行われる予定である。
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://trade.ec.europa.eu/doclib/press/index.cfm?id=1366
