ユンカー欧州委員会委員長、欧州議会で一般教書演説を行う
EU News 242/2015
2015/09/09
ストラスブール
＜日本語仮抄訳＞
今朝、欧州委員会のジャン=クロード・ユンカー委員長はストラスブールで開催されている欧州議会本会議で、自身初の一般教書演説を行い、「今の欧州連合（EU）は良い状況にはない。この連合には『欧州』も『結合』も不足している」、と述べた。ユンカー委員長は、移民・難民危機、単一通貨ユーロの将来および外交政策といった大きな課題に焦点を当て、2016年以降の欧州委員会の業務計画を準備にするにあたり、指針となる主要要素を提示した。
ユンカー委員長はまた、本日欧州委員会が採択した、イタリア、ギリシャ、ハンガリーからさらに12万人の難民を移住させる提案の概要を示した。これは、安全な出身国リスト、移民の送還に関する手引きおよび恒久的な移住メカニズムを含む、移民・難民危機に対する包括的な施策の一部である。委員長の演説を受け、議会本会議で討議が行われた。
一般教書演説全文（英語）はこちら：http://europa.eu/rapid/press-release_SPEECH-15-5614_en.htm
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://europa.eu/rapid/press-release_MEX-15-5615_en.htm?locale=en
Jean-Claude Juncker Date: 09/09/2015 Reference: P-029002/00-06 Location: Strasbourg - EP (C)EU, 2015 URL
