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イラクのクルド人自治区における処刑に関するEU報道官の声明

EU News 230/2015

08/26/2015
150826_02
ブリュッセル

<日本語仮訳>

クルド人自治区では、2008年より死刑が一切執行されておらず、同政府(KRG)は、不穏な地域において進歩的な前例を示し、極刑に訴えなくとも高水準の治安を確保することが可能だと証明した。この事実上の死刑執行停止を破り、8月12日にファルハド・ジャファル・マフムード氏と2人の妻、クンチャ・ハッサン・イスマイル氏、ベリヴァン・ハイデル・カリム氏を処刑したことは、後退を意味する。

欧州連合(EU)はKRGに対して、最終的には死刑を廃止するために、まず執行停止を再導入するよう求める。同様に、イラク政府に対しても、死刑執行停止の導入を求める。EUは、いかなる状況下でも死刑使用に反対する原則を堅持する。

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「死刑制度のない世界」を目指すEUの取り組み2014年9月号 特集

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://eeas.europa.eu/statements-eeas/2015/150826_02_en.htm

File Image: Debate on the Death Penalty (C)EU URL