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28/04/2017
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世界人道デーに寄せたスティリアニデス欧州委員の声明

EU News 225/2015

2015/08/19
STATEMENT/15/5499
ブリュッセル

<日本語仮訳>

欧州連合(EU)は人道活動家を守るべく確固たる取り組みを続けるとともに、毎年8月19日の世界人道デーを支持する。2003年の今日、22人の人道活動家が、イラク・バグダッドの国連本部爆破により、命を落とした。クリストス・スティリアニデス人道援助・危機管理担当欧州委員は、以下の声明を発表した。

「他の命を守ることが、自らの命を賭することになってはならない。世界人道デーの今日、人道的な活動の最中に絶命した勇敢な人々を追悼するのは、そのためだ。また、苦しむ人々を助けるために、今も自らの命を危険にさらしている人道活動家に、敬意を表する日でもある。

彼らの無私の努力は、我々全てを鼓吹するものである。天災の頻度が高まり、紛争が増え続ける中、人道危機はかつてないほどに破壊的になっている。犠牲者は真に援助を必要としており、その命が危険にさらされている。

紛争と不穏が続いているために、人道援助の運搬に支障をきたしている。そのために何百万もの人々が救命援助を受けられないでいる。援助活動を行っている人々への暴力や国際法違反が、驚くほどに増加していることは、極めて遺憾である。2014年、300人を超す援助活動家が攻撃、誘拐、殺害の的となった」

EU全体として、40年以上の間、人道援助の提供を続けてきた。現在は、加盟国と合わせて、世界最大の人道援助を提供している。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_STATEMENT-15-5499_en.htm?locale=en

File Photo: Photo credit: Sylvain Cherkaoui/Cosmos for Alima URL