ギリシャに関するユーロ圏財務相会合の声明
EU News 203/2015
2015/07/16
589/15
＜日本語仮訳＞
ユーログループ（ユーロ圏財務相会合）は、ギリシャ議会が、7月12日のユーロ圏首脳会議声明で提示された全ての約束に関する法案を採択したことを歓迎する。諸機関は、ギリシャ当局が、要請されていた最初の4つの措置を適時に、また概ね満足いく形で施行し、ユーロ圏首脳会議の声明が議会が採択した施行法の前文に含まれたことを確認した。諸機関がこの状況を前向きに評価したことを受け、我々は本日、関連する各国の国内手続きが終了すれば、ギリシャに対する欧州安定メカニズム（ESM）を通じた3年間の支援を原則的に認めることを決めた。今週末までに予定される、各国の国内手続きの完了とESM理事会の正式決定を受け、諸機関側は、金融支援プログラムに付随する政策的条件の細部を打ち出す覚書を早急に交渉することになる。ユーログループはギリシャ当局に対し、ユーロ圏首脳会議の声明で想定される措置の第2弾を7月22日までに速やかに採択し、諸機関が取りまとめた遵守報告書の中の勧告と一致するよう、第1弾の措置に関する法律を改定するよう呼びかける。
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://www.consilium.europa.eu/en/press/press-releases/2015/07/16-eurogroup-statement-greece/
