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28/04/2017
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ユーログループ電話会議終了後のダイセルブルーム議長の発言

EU News 182/2015

2015/07/01
551/15

<日本語仮訳>

ユーログループ(ユーロ圏財務相会合)のユルーン・ダイセルブルーム議長は本日、以下の発言を行った。

「昨日に続き、今夜もユーログループは電話会議を開いた。ギリシャ首相の2通の書簡について討議した。また、同国の現在の政治状況についても協議した。まず、昨日も協議を行った旧支援計画の延長要請については、先週土曜の決定を再確認した。政治情勢は変わっていない。延長をする根拠は見当たらない。それゆえ、残念ながら計画は昨夜零時をもって期限切れとなった。

第2に、諸機関から出された提案をさらに修正するギリシャ当局の提案があった。現時点においては、修正案については留意することに留めるとした。主な決定としては、ギリシャの政治情勢、前の提案の拒否、日曜日に行われる国民投票、およびギリシャ政府が「反対」票を投じるよう勧告している点を考えれば、現時点でさらなる協議を行う根拠がないと判断した。この先の数日間も、ユーログループとしても、ギリシャ当局と諸機関の間においても、提案や金融支援策について話し合うことはない。ただただ日曜日の国民投票の結果を待ち、その結果を考慮するのみである。

最後に、我々が完全に支援している、ギリシャ国民の、欧州の一部であり続け、ユーロ圏内に留まりたいという強い決意が示される中、この現状について本当に残念に思うと申し述べたい」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/en/press/press-releases/2015/07/01-remarks-eurogroup-jd/