第14回EU・北朝鮮政治対話、開催される
EU News 172/2015
2015/06/25
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ブリュッセル
＜日本語仮訳＞
欧州連合（EU）と朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）との間の定期的な政治対話の文脈の中で、欧州対外行動庁のゲルハルト・サバティル北東アジア・太平洋部長は、2015年6月19日～24日まで平壌を訪問し、北朝鮮当局関係者と会談した。1998年の発足以来、同対話が開催されたのは14回目である。
協議の内容は、核・大量破壊兵器と弾道ミサイルの不拡散、地域の安定と安全保障および人権の尊重など、EUと国際社会が懸念を抱く全ての問題点を網羅した。人道状況を含む、同国における社会経済問題やEU・北朝鮮関係の現状と展望についても話し合われた。意見交換は率直かつ包括的であった。
この政治対話は、北朝鮮に対して非常に重要な関与を行うというEUの政策の一環である。その目的は、朝鮮半島の平和と安定に貢献し、国際的核不拡散体制を維持し、人権尊重意識を向上させることにある。欧州対外行動庁の一行は北朝鮮に対し、全ての懸念事項について意味ある形で再び国際社会と関与するよう促し、これらの問題についてかなりの進展が見られた場合、同国との関係をさらに発展させることに関心があると表明した。
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://eeas.europa.eu/statements-eeas/2015/150625_01_en.htm
