EU、防衛・安全保障分野における野心的な協力を目指す
EU News 132/2015
2015/05/08
IP/15/4947
ブリュッセル
＜日本語仮抄訳＞
欧州委員会と欧州連合（EU）外務・安全保障政策上級代表はこのたび、欧州が安全保障や防衛に関する分野においてより強力な役割を果たすための新たな弾みをつけた。これはまた、欧州委員会のジャン=クロード・ユンカー委員長の政治指針に沿うものである。
ドナルド・トゥスク欧州理事会議長に提出された本日公表の2つの報告書は、2013年のEU加盟国首脳の合意に従い、共通安全保障・防衛政策（CSDP）に関する主要分野における進展を要約したものである。これらの報告書は、EUが、加盟国の能力開発を支援する防衛協力のまとめ役や実現の鍵としての役割を果たしていることを強調している。EUはまた、宇宙、研究、サイバーセキュリティー、単一欧州空域といった分野における他のEUの取り組みを最大化することで付加価値を与えている。
ここ数年来の進展を基礎に、新たな課題にも対応しなければならない。
2013年以来欧州は、安全上の脅威の増加、戦略的背景の変移および安全保障・防衛能力への不十分な投資といった問題に直面している。
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-15-4947_en.htm?locale=en
