EUと日本、建設的な自由貿易協定交渉第10回会合を終える
EU News 120/2015
2015/04/29
ブリュッセル
＜日本語仮訳＞
欧州連合（EU）と日本との自由貿易協定に向けた交渉の第10回会合が、4月22日から29日まで東京で開催された。今回の会合では交渉文案のさらなる収れんに焦点が当てられた。
マウロ・ペトリチオーネ欧州委員会通商総局副総局長と長嶺安政外務審議官に率いられた双方の交渉団は、関税、公共調達、鉄道、サービス、投資、競争、原産地ルール、税関と貿易の円滑化、地理的表示を含む知的財産権、紛争処理、貿易と持続可能な開発および衛生植物検疫など、将来の協定に盛り込まれる殆どの分野について協議を行った。
双方の交渉団は、いくつもの複雑な問題の進展のための可能性を探求し、相当の柔軟性を示した。
今回の交渉は、5月に開催されるEUと日本との定期首脳協議に向けた最後の交渉会合であった。首脳協議ではさらなる前向きな展開が発表されることが期待される。次回の第11回交渉会合は、夏季休暇前にブリュッセルで開催される予定である。
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://trade.ec.europa.eu/doclib/press/index.cfm?id=1299
