欧州委員会、ミラノ万博を前に地球の食料問題に関する科学的議論を促す
EU News 99/2015
2015/04/13
IP/15/4761
ブリュッセル
＜日本語仮抄訳＞
欧州委員会は、欧州連合（EU）が安全で栄養価の高い、十分かつ持続可能な食料を世界に保証するために、科学とイノベーションがどのように貢献できるかに関するインターネット上の協議を開始した。
今般の協議は、本年イタリア・ミラノで開催される国際博覧会（2015年ミラノ万博）のテーマである「地球に食料を、生命にエネルギーを（Feeding the Planet, Energy for Life）」に関連している。同万博は、文化的活動を超え、地球規模の食料安全保障や持続可能性に関する真の政治的討論の起爆剤になることを目指している。
この協議は、地球規模の食料・栄養安全保障上の課題に対応するための将来の研究課題に対する議論の土台となる。適切な栄養による人々の健康向上、食の安全と品質の強化、フードロスや食料廃棄の削減、より持続可能な地方開発、持続可能な集約による農作物の収穫増加や、食料市場へのよりよい理解と世界中の人々の食料へのアクセスの向上といった、EUの研究努力が最も影響を及ぼしうる分野に焦点を当てる。
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-15-4761_en.htm?locale=en
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