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ナイジェリアの選挙に関するモゲリーニEU上級代表の声明

EU News 87/2015

2015/03/30
150330_01_en
ブリュッセル

<日本語仮訳>

フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、以下の声明を発表した。

「ナイジェリアの大統領選挙は、同国に民主主義を確立させる上で、極めて重要な意味を持つ。ナイジェリア国民が投票プロセスを全うしたことに、治安部隊が投票の平和的かつ安全な実施を確保したことに、そして、独立国家選挙管理委員会(INEC)と国家青年奉仕団が選挙の実施を支えたことに、祝意を表する。市民団体も、平和的かつ透明な選挙の実施を確保するために、重要な役割を果たした。諸課題に直面しながらも、INECが選挙体制の強化に力を尽くしたことは賞賛すべきであり、国民の大半が自由に投票できたこと、国全体における不正操作や威嚇などの証拠は、まったく見当たらないと、EUの監視団長が報告している。継続中の照合プロセスにおいて、不正介入が行われないことが、依然として重要である。

今後は、全ての側が、この国民の審判を受け入れることが必要である。INECが、国民の自由意志を反映した、最終選挙結果を発表するまで、各自の忍耐と自制が求められる。結果に対する異議申し立ては、あくまでも平和裏に、適切な法的措置により、行われなければならない。EU監視団は、最後までこのプロセスを見守る。

ボコ・ハラムによるゴンベとバウチへの襲撃は、同国民主主義に対する過激派の脅威が、今も続いていることを示している。命を落とした全ての人々のご遺族に対し、弔意を表する。EUは、ボゴ・ハラムを制し、打ち負かすための地域における努力を、支援する意向である」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://eeas.europa.eu/statements-eeas/2015/150330_01_en.htm