EU研究努力がエボラ出血熱撲滅の前線へ
EU News 10/2015
2015/01/16
IP/15/3343
ブリュッセル
<日本語仮抄訳>
欧州連合(EU)は、現在のエボラ出血熱の感染拡大が始まった当初から、断固たる対応を進めてきたが、本日、同分野における最新の施策を発表した。このような研究への支援は、人道援助、専門知識、国際調整、長期的開発援助とともに、EUとしての対応を構成するものである。
欧州委員会は本日、総額2億1,500万ユーロの資金が充当される、8つのエボラ研究プロジェクトを発表した。現在発生しているエボラ危機の克服にとって極めて重要な、特定のワクチンおよび迅速な診断検査の開発を目指す。それと並行して、今も続いている感染拡大を監視するために、ギニアの現地で実施されているプロジェクトもある。これは、同様の疾病発生や感染拡大が起きたた時のために、準備態勢、計画性、将来の介入の運用有効性を改善することを、目的としている。
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原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-15-3343_en.htm?locale=en