インドネシアの死刑執行予定の発表を受けたEU上級代表の声明
EU News 9/2015
2015/01/15
150115_01_en
ブリュッセル
<日本語仮訳>
フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、以下の声明を発表した。
「インドネシアが、麻薬関連の犯罪で有罪となったオランダ国民1人を含む6人の死刑囚に対し、刑を執行すると発表したことは非常に遺憾である。実際に執行されれば、2013年11月以来、2度目となる。
EUは、いかなる場合でも、極刑には例外なく反対しており、一貫してその世界的廃止を求めてきている。
死刑は残忍非道な罰であり、犯罪抑止効果もなく、人の尊厳と人格の受け入れ難い否定を表現するものである。EUはインドネシア当局に対し、すべての死刑執行の準備を停止し、最終的な廃止への一歩として、モラトリアム(執行停止)の導入を検討するよう要請する」
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://eeas.europa.eu/statements-eeas/2015/150115_01_en.htm