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EU、クリミアとセバストポリに対する制裁を拡大

EU News 504/2014

2014/12/18
欧州連合理事会
ST 17015/14
PRESSE 663
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>

欧州連合(EU)理事会は、クリミアとセバストポリとの投資、サービスおよび貿易に関する制裁を大幅に追加した。これは、当該地域のロシアによる違法な併合を認めないというEUの政策を強化し、11月17日の外務理事会の結論を受けたものである。

12月20日より、クリミアとセバストポリへの投資は禁止される。欧州国籍所有者およびEUに本拠をおく企業は、クリミアの不動産の購入、企業・団体の買収、クリミア企業への融資および関連サービスの提供ができなくなる。

さらに、EUの旅行業者は、クリミアとセバストポリで観光サービスを提供できなくなる。特に、欧州のクルーズ船は、緊急の場合を除き、クリミア半島の港に寄港することが禁止される。この措置は、欧州国籍所有者が所有・管理する船舶とEU加盟国船籍すべてに適用される。既に契約されているクルーズについては、3月20日まで運行が認められる。

また、クリミア企業もしくはクリミアでの使用を想定される特定の製品や技術の輸出も禁じられる。対象となるのは運輸・通信・エネルギー部門もしくは、石油、天然ガスおよび鉱物資源の試掘、調査および生産である。

これらの分野におけるインフラ関連の技術支援・仲介・建設・土木工事業務も提供されてはならない。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/EN/foraff/146392.pdf