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28/04/2017
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トルコでの強制捜査とメディア代表者逮捕を受けた共同声明

EU News 496/2014

2012/12/14
141213_02_en
ブリュッセル

<日本語仮訳>

フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長とヨハンネス・ハーン欧州近隣政策・拡大交渉担当欧州委員は、本日以下の声明を発表した。

「本日トルコにおいて、警察が強制捜査を行い、数多くの記者とメディアの代表者が逮捕されたことは、民主主義の中核的原則である、言論の自由に適合しない。推定無罪の原則が徹底されることを望むとともに、悪事が疑われる場合において、被告の権利を全面的に尊重した上で、独立かつ透明な捜査が行われるべきという、奪うことの出来ない権利を、想起する。

ほんの数日前に、クリストス・スティリアニデス人道援助・危機管理担当欧州委員とともにトルコを訪問し、EUとトルコの関係の重要性を確認したばかりであるが、今回の強制捜査は、トルコがその一部となることを目指すとともに、より強力な相互関係の核をなす、欧州の価値と基準に反するものである。加盟候補国との加盟に向けたプロセスの前進は、当該国が、法の支配と基本的権利を、完全に尊重しているかどうかにかかっていることを、あらためて指摘する。我々は、12月16日(火)にトルコを含む拡大政策を協議する予定であるEU理事会に、この懸念を伝える。我々の訪問時に、トルコの閣僚から示された、EUへの強いコミットメントが、行動に移されることを、期待する」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://eeas.europa.eu/statements-eeas/2014/141214_01_en.htm