リビアに関する共同声明
EU News 483/2014
2014/12/03
141203_02_en
ブリュッセル
＜日本語仮訳＞
フランス、ドイツ、イタリア、スペインおよび英国の外務大臣、米国国務長官、欧州連合（EU）外務・安全保障政策上級代表、ならびに国連の政治問題担当事務次長は本日、リビア情勢を検討するためにブリュッセルで会合を開いた。
彼らは、同国の状況が悪化の一途をたどっていることに深い懸念を表明し、国連事務総長特別代表のベルナルディノ・レオン氏が、主要リビア勢力の代表者が集まる新たな協議の場を12月9日に設けると発表したことを歓迎する。
彼らはまた、この提案に対する各勢力の前向きな反応を歓迎し、リビアが自身の未来を切り拓く最も実現可能な道筋であるこの取り組みに、建設的かつ無条件で参加するよう促した。
平和のために危険を厭わずこの取り組みに参加を表明した勇気あるリビアの愛国者を称賛した。
リビアに挙国一致政権を構築すべく、主要利害関係者と協力して事態打開に動いている国連の努力を強く支持し、そのような政権が成立すれば、それを支援することを約束した。
彼らは、交渉による解決の展望を脅かす、空爆を含む最近の暴力を強く非難し、暴力の継続がリビア国民すべてにとって多大な苦しみとなっていることを訴えた。
フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、英国、米国、EUおよび国連は、戦闘行為の即時停止をあらためて要請し、主要利害関係者が国連主導の取り組みに参加しない場合、リビアの一体性、安定および繁栄を守るため、また同国および周辺地域を危険にさらす、テロによる脅威の拡大に対抗するためのさらなる措置を検討する用意があることを強調した。
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://eeas.europa.eu/statements-eeas/2014/141203_02_en.htm
File Photo: Free Libya. Catherine Ashton with a "Free Libya" t-shirt © European Union 2011 URL
