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28/04/2017
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トゥスク欧州理事会議長、オバマ大統領と電話で会談

EU News 480/2014

2014/12/01
欧州理事会議長
EUCO 259/14
PRESSE 617
PR PCE 228
ブリュッセル

<日本語仮訳>

ドナルド・トゥスク欧州理事会議長は本日、バラク・オバマ米国大統領と電話で会談し、以下の声明を発表した。

「本日、オバマ大統領と話すことができた。この電話会談が、私が欧州理事会議長に就任した初日に行われたことは、私が欧州連合(EU)と米国の関係をどれほど重要視しているかを示すものである。オバマ大統領も、大西洋を挟むこの関係に対する強い決意を有していると聞き、うれしく思う。

我々は、環大西洋貿易投資パートナーシップ(TTIP)に向けた交渉という、重要な作業について協議した。TTIPは、自由貿易の話だけではない。この連携は、我々の地政学的パートナーシップの表明である。我々は、合意に向けた努力を強化することで一致した。

我々はまた、世界経済について話した。私の方から、来る欧州理事会でEUの投資計画について協議を行うことを強調した。

ウクライナ危機に関する懸念を共有し、ロシアがウクライナ東部から撤収し、兵士や装備品の供給を止め、国境の効果的管理を認め、欧州安全保障協力機構(OSCE)がその任務を遂行できるようにすることの重要性についても一致した。すべての捕虜は解放されるべきである。EUと米国は、今後も制裁やウクライナに対する金融支援を含め、緊密な協力を継続する。今後も結束し、一貫した方針で臨むことを確認した。

安全保障問題や、EUと北大西洋条約機構(NATO)との関係強化の必要性にも触れた。

最後に、オバマ大統領は、エボラ出血熱の恐るべき感染拡大に対し、EUが10億ユーロ以上もの拠出を約束したことに謝意を述べた」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/en/ec/145993.pdf

File Photo: President TUSK’s first day in office Shoot location: Brussels - BELGIUM Shoot date: 01/12/2014 (C)EU, 2014 URL