イラン核協議を受けたアシュトン氏とザリフ・イラン外相の共同声明
EU News 471/2014
2014/11/24
ウィーン
<日本語仮抄訳>
キャサリン・アシュトン前欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長とイランのモハンマド・ジャヴァード・ザリフ外相は、ウィーンで開催されたイランの核計画をめぐる協議を受けて以下の声明を発表した。
「1年前にジュネーブで共同行動計画に合意して以来、我々は、中国、フランス、ドイツ、ロシア、英国および米国の外相と政治局長とともに、包括的な解決に向け、集中的な外交交渉を行ってきた。
すべての関係者が、相互的同意に基づく長期的で包括的な解決を得るという強い決意の下、我々はこの数カ月間、10回もの交渉と多数の会合を開催してきた。
いくつかの考えについては展開があったが、この努力の技術的な性質や必要とされる決断を考えれば、これらを適切に評価し、仕上げるためのさらなる作業が必要である。
ここウィーンにおいて包括的解決を仕上げたかった。しかし、これまでの進展と、今なおも探究されている新たな考えに基づき、包括的解決に到達するための確かな道筋があると確信している。
このため、我々は、6カ国の外相とともに、外交努力を続けることに合意した。6月30日まで交渉が続けられるよう、共同行動計画の措置を延長する決定をした」
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://eeas.europa.eu/statements-eeas/2014/141124_02_en.htm