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保護主義に関するEU年次報告: 世界貿易、ますます制限される

EU News 462/2014

2014/11/17
IP/14/1683
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>
通商を制限する措置を導入する傾向は、欧州連合(EU)の貿易相手国の間で引き続き強く、これが世界経済の不確実性を継続させる一因となっている。これが、本日欧州委員会が発表した保護主義に関する年次報告書の主要結論である。

今回の報告書が対象とした13カ月間(2013年6月~2014年6月)で、主要20カ国・地域(G20)とその他のEUの主要貿易相手は、合計170もの通商の弊害となりうる措置を新たに採択した。このような措置を最も多く導入したのはロシア、中国、インドおよびインドネシアであった。同時に、既存の貿易障壁のうち撤廃されたのはわずかに12であった。これは、G20が同問題に対処すると約束したにもかかわらず、景気後退開始当初から採択された何百もの保護主義的措置が今なおも世界貿易の弊害となっていることを意味する。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-14-1683_en.htm?locale=en