米人道支援活動家ピーター・カシグ氏殺害に関する共同声明
EU News 459/2014
2014/11/16
141116_01
ブリュッセル
<日本語仮訳>
フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長とクリストス・スティリアニデス欧州委員会人道援助・危機管理担当委員は、以下の声明を発表した。
「人道支援活動を行っていた米国人のピーター・カシグ氏、および兵士と伝えられる多数のシリア人の残忍な殺害は、『イスラム国・ダーイシュ』が、普遍的に承認されている価値観と権利に背き、恐怖主義を追求する決意であることを、示すものだ。
今回の戦争の被害を被った人々を助けるためにシリアで活動をしていた、カシグ氏のご遺族、同僚、および犠牲となったシリアの人々のご遺族に向けて、深い哀悼の意を表する。
人権侵害を犯したものはすべて、その責任を問われなければならない。そのためにEUは努力を惜しまない。
『イスラム国・ダーイシュ』、およびシリアやイラクの他のテロ組織が引き起こす脅威に対し、EUが地域と世界のパートナー国とともに、徹底的な対応を取る姿勢に揺るぎはない。
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://eeas.europa.eu/statements-eeas/2014/141116_01_en.htm