This site has been archived on 28 of April 2017
28/04/2017
ホームニュース・出版物ニュース2014> EU、新たな枠組みでエボラ出血熱専門家を支援

EU、新たな枠組みでエボラ出血熱専門家を支援

EU News 455/2014

2014/11/11

<日本語仮抄訳>
欧州連合(EU)のエボラ出血熱対応調整官であるクリストス・スティリアニデス欧州委員会人道援助・危機管理担当委員およびヴィテニス・アンドリュカイティス同保健衛生担当委員は、エボラ出血熱の拡大が最も大きい国々への4日間の訪問に出発する。これは、すでに5,000人を超える死者を出したエボラ出血熱の感染拡大を食い止めるために、欧州委員会が徹底した支援を行うという政治的意志を示すものである。

出発に先立ち、アンドリュカイティス委員は、エボラウィルス疾患の治療と予防に関する情報の迅速な交換を可能にする、新たな枠組みを始動させた。このオンラインの「臨床医のためのエボラ熱情報交換サイト」は、EU全域においてエボラ患者の治療のための照会拠点となる、病院、診療所、内科医をつなぐネットワークであり、専門家の知識を集結させることにより、エボラ対策と対応の強化を、目的としている。特に、エボラ患者がEU域内で入院した場合に、専門知識が共有できるという利点がある。世界保健機関が、欧州疾病予防管理センターが開発したこの枠組みと連携している。同ネットワークの構築は、10月20日の外務理事会において承認された。11月12日から16日まで、人道援助担当および保健衛生担当の両委員は、シエラレオネ、リベリア、ギニアを訪問する。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://ec.europa.eu/health/preparedness_response/docs/ebola_midday_20141111_en.pdf

West Africa Ebola Outbreak (C)EU, 2014 URL