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28/04/2017
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最新のウクライナ情勢を受けたEU上級代表の声明

EU News 454/2014

2014/11/09
141109_01_en
ブリュッセル

<日本語仮訳>

フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、以下の声明を発表した。

「分離派支配地域において相当量の重火器、戦車および無記章の兵士を乗せた輸送車隊が確認されたとする欧州安全保障協力機構(OSCE)のウクライナ特別監視部隊からの最新の報告は、非常に憂慮すべき出来事である。この前にも、ドネツク地域から昨夜激しい砲撃があったとの報告や、この一週間で兵士と備品の動きが活発化しているとの報告がなされている。

戦闘が再び激化することを避けることが重要である。すべての関係者は、最大限の自制を示し、ミンスク合意と覚書に基づく約束を厳密に履行し、ウクライナの独立、主権および領土の一体性の尊重に基づく平和的で持続可能な解決を探求するために再度取り組まなければならない。

ロシアに対し、これらの点において、自国からウクライナへの軍隊、兵器および戦闘員のさらなる移動を阻止し、ウクライナから自国の支配下にある軍隊、兵器および備品を撤収させ、分離派勢力がミンスクで担った義務を誠意をもって実行するよう自身の影響力を行使するなど、その責任を完全に負うよう求める」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://eeas.europa.eu/statements-eeas/2014/141109_01_en.htm