ベラルーシにおけるフルノ死刑囚の処刑に関するEU報道官の声明
EU News 448/2014
2014/11/05
ブリュッセル
141105_02
＜日本語仮訳＞
「2014年4月にベラルーシ最高裁で死刑判決を受けていた、アリアクサンドル・フルノ死刑囚の処刑が執行されたことについて、強い非難を表明する。本年になって同国が死刑を執行するのは、これで3度目である。
深刻な犯罪のために同氏に死刑判決が下されたことを理解しているが、欧州連合（EU）は、いかなる状況においても、極刑を正当化することはできないと考えており、あくまでも極刑に反対する。死刑は、残忍かつ非人道的な刑罰であり、抑止力としての役割も果たしていない。死刑は、人の尊厳と高潔を否定するものとして、受容することはできない。
EUは、欧州で唯一死刑適用を続けている国であるベラルーシに対し、その普遍的廃止に向けた第一歩として、全世界的なすう勢に沿い、死刑執行停止（モラトリアム）を導入することを、強く要請する」
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原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://eeas.europa.eu/statements-eeas/2014/141105_02_en.htm
