ECB、ユーロ圏の銀行監督責任を担う
EU News 445/2014
2014/11/04
欧州中央銀行
フランクフルト
<日本語仮抄訳>
ユーロ圏の大手銀行のリスク耐性やバランスシートの詳細に関する調査を含む1年にわたる準備期間を経て、欧州中央銀行(ECB)は本日より、ユーロ圏の銀行の監督責任を担うこととなった。
単一監督メカニズム(SSM)は、ECBと参加各国当局からなる新しい銀行監督制度である。その主たる目標は、信用機関の安全と健全性と欧州の金融システムの安定に貢献することと、一貫性のある銀行監督を確保することにある。
ECBは、ユーロ圏の銀行部門の82%(資産ベース)を構成する120の大規模な銀行グループを直接監督する。これ以外の3,500行については、ECBが監督基準を策定・監視し、ECBと各国当局との緊密な協力の下で監督が行われる。
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原文はこちらをご覧下さい(英語)。
https://www.ecb.europa.eu/press/pr/date/2014/html/pr141104.en.html
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