This site has been archived on 28 of April 2017
28/04/2017
ホームニュース・出版物ニュース2014> ウクライナ東部の「大統領・議会選挙」に関するモゲリーニEU上級代表兼副委員長の声明

ウクライナ東部の「大統領・議会選挙」に関するモゲリーニEU上級代表兼副委員長の声明

EU News 443/2014

2014/11/02
ブリュッセル
欧州対外行動庁
141102_02

<日本語仮訳>

フェデリカ・モゲリーニ欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、以下の声明を発表した。

「本日のドネツクおよびルガンスク『人民共和国』における『大統領および議会』選挙は、ウクライナの平和への道筋において、新たな障害となるものと考える。投票は違法であり、EUは承認しない。

今回の『選挙』は、三極コンタクトグループが署名した、ミンスク協定の文言と精神に反するものであり、危機を政治的に解決する持続可能な方策を探る努力にとっての障害である。

ミンスク協定において想定されている、ウクライナの法律に従った早期の地方選挙は、ウクライナの同地域において地方政府の民主的権限を回復するための、合法かつ正当な方法である。すべての関係者に対し、そうした選挙に向けた努力を呼びかける。

平和への大望には、政治声明だけではなく、政治的意思と信頼が不可欠である。すべての関係者が、ミンスク協定に対するコミットメントを再確認するとともに、その内容すべてを完全に実施するために、結束して行動することを希望する。

EUは、そうした努力を支援する決意であるとともに、ウクライナ危機の解決に向けた行動を継続する意向だ。すべての関係者が、ウクライナの領土保全、主権、独立、統一を尊重しつつ、行動することを求める」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://eeas.europa.eu/statements-eeas/2014/141102_02_statement_high-rep_en.htm