日本とのFTA交渉、さらに進展
EU News 428/2014
2014/10/24
ブリュッセル
＜日本語仮訳＞
欧州連合（EU）と日本は本日、野心的な自由貿易協定（FTA）の締結に向けた1週間にわたる交渉を終えた。7回目であった今回の交渉会合には、双方から合わせて100人以上の交渉官が参加した。
今回の交渉でEUと日本双方は、関税、貿易の技術的障壁、競争入札へのアクセス、サービス貿易、投資競争に関するルール、衛生植物検疫措置、規制協力、地理的表示を含む知的財産の透明性と保護といった、交渉対象分野のほぼすべてにおいて進展が図られるよう、努力を重ねた。原産地ルールと貿易・税関の円滑化については、公式交渉の合い間に話し合われる。
EUは、このFTA交渉を通じて、非関税障壁や公共調達市場への参入不足など、日本で事業を展開しようとするEU企業のいくつかの懸念に対応したいと考えている。これが達成できるなら、EUの対日輸出は3割以上伸びるであろう。
次回の交渉は、12月の第2週に東京で開催される予定である。
原文はこちらをご覧下さい（英語）。
http://trade.ec.europa.eu/doclib/press/index.cfm?id=1168
