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28/04/2017
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EU外務理事会の主な結論

EU News 421/2014

2014/10/20
欧州連合理事会
14451/14
(OR. en)
PROVISIONAL VERSION
PRESSE 530
PR CO 52
ルクセンブルク

<日本語仮抄訳>

エボラ出血熱

欧州連合(EU)理事会は本日、西アフリカでエボラ出血熱の感染拡大が続き、感染者と死者の数が増加の一途をたどっていることに深い懸念を表明した。国際的対策に加わるべく、EUとその加盟国は既に、緊急医療と、感染拡大の副次的影響の緩和に向けた被害国政府の支援のために5億ユーロ以上の支出を約束している。

より多くの医療関係者の現地入りを促すため、EUは、現地に赴く国際的医療ボランティアがエボラ出血熱に感染した場合、提供できる資源をもって、現地でもしくは医療搬送を通じて適切な治療が受けられることを保証する。

シリアとイラクにおけるイラクとレバントのイスラム国の危機

理事会は、シリアとイラク両国においてイラクとレバントのイスラム国やその他のテロ集団が、そしてシリアにおいてアサド政権が展開する残虐行為、殺りくおよび人権侵害をはばかることなく非難した。EUは、これらのテロ集団を打ち負かすための国際的努力に貢献する決意である。

イスラム国がこのように躍進するのは、イラクにおける排他的政策とアサド政権の自国民に対する残忍な戦争が原因である。これまでの政策や行動の結果、アサド政権はイスラム国に対する戦いのパートナーにはなりえない。

理事会はまた、シリア政権に対する制限措置を強化し、制裁の対象者リストに16人の個人と2団体を追加した。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/EN/foraff/145218.pdf