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環境貿易に関する多極間交渉始まる

EU News 299/2014

2014/07/09
IP/14/820
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>
欧州連合(EU)は本日、世界貿易機関(WTO)に加盟する他の13の国や地域(オーストラリア、カナダ、中国、コスタリカ、台湾、香港、日本、韓国、ニュージーランド、ノルウェー、スイス、シンガポールおよび米国)と共に、いわゆる「環境製品(green goods)」の貿易の自由化に向けた多極間交渉を正式に開始した。

交渉の第1段階では、この取り組みに参加する国・地域は、大気・水の浄化、廃棄物管理、高エネルギー効率、大気汚染防止および太陽、風力、水力といった再生可能エネルギー発電に有用な広範な製品に課される関税の撤廃を目指す。交渉は第2段階では、非関税障壁や環境関連サービスに拡大しうる。EUとしては特に、輸出される製品に付随するサービスの貿易に対する障壁を軽減したいと考えている。例えば、風力発電には風力タービンの購入だけでは不十分で、購入側企業は、グローバルな価値連鎖の中で同タービンの円滑運用のための維持・設計サービスを入手することも必要となる。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-14-820_en.htm?locale=en