南シナ海における緊張の高まりに関するEU上級代表報道官の声明
EU News 210/2014
2014/05/08
ブリュッセル
140508/04
<日本語仮訳>
キャサリン・アシュトン欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長の報道官は本日、以下の声明を発表した。
「我々は、中国の石油掘削設備HD981の動向に関する中国とベトナムが絡む最近の出来事を懸念している。EUは特に、両国の船舶の衝突の報告などで見受けられるように、一方的な行為が地域の安全保障環境に影響を与えうることを懸念している。
すべての関係者に対し、国際法、特に国連海洋法条約に沿った形での平和的・協力的解決を求め、引き続き航海の安全と自由を確保するよう求める。
また、関係者に対し、緊張緩和措置を取り、同地域の平和と安定を脅かすような一方的な行為を慎むよう求める。
EUは今後の動きを注視し続ける」
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://eeas.europa.eu/statements/docs/2014/140508_04_en.pdf