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ダルフール地方の暴力行為拡大を受けた共同声明

EU News 164/2014

2014/04/10
ブリュッセル
140410/04

<日本語仮訳>

キャサリン・アシュトン欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長および欧州委員会のクリスタリナ・ゲオルギエヴァ国際協力・人道援助・危機対応担当委員とアンドリス・ピエバルグス開発担当委員は本日、以下の共同声明を発表した。

「ダルフール地方において戦闘が拡大し、一般人の強制立ち退きが広範囲に及んでいることを非常に心配している。南北ダルフールでスーダン軍、武装勢力、反政府組織および部族間対立が絡む紛争の激化で2014年初頭以降、推定21万5千人もの人々が家を追われてきた。これらの戦闘には、一般市民の権利の深刻な侵害も伴い、これはダルフール地方で人道援助を必要とする350万人以上の人々と、家を追われた200万人以上の人々の苦難をさらに辛いものにしている。これらの悲劇的出来事は、スーダン政府が表明した包括的かつすべての勢力を含む国家的対話への願望とは著しく異なる。

危機に直面している人々の多くは、アクセスがないことや資源不足や治安上の問題のため、救命援助を受けることができない。我々は、スーダン当局に対し、国際機関の権限と職員を尊重し、人道的窮状にある地域への通行に必要な許可証を直ちにに支援組織職員らに提供するよう求める。

EUは10年前の危機勃発以降、これまでに相当の人道援助を提供してきている。2014年だけで、EUは既に緊急人道援助として3,700万ユーロの拠出を決定している。さらに、EUはダルフール国連・アフリカ連合合同ミッションを強く支持し、社会的経済的発展の土台となりうる包括的で公正かつ排他的でない和平交渉への支援に向け、他の国際的パートナーと緊密に協力している。2013年にドーハで開催されたダルフール支援会議で2,750万ユーロの支援を約束したEUは、状況が許す地域においては既に衛生、教育、食糧安全保障および天然資源といった分野での開発プロジェクトに着手している。

我々はスーダン政府およびすべての紛争関係者に対し、対話による解決に向けた努力を強化するよう再度求める」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://eeas.europa.eu/statements/docs/2014/140410_04_en.pdf