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反トラスト: 欧州委員会、高圧ケーブルカルテルに€3億200万の制裁金

EU News 144/2014

2014/04/03
IP/14/358
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>
欧州委員会は、地下・海底高圧ケーブルのメーカー11社がカルテルを実施していたことが発覚したことを受けて、総額にして3億163万9,000ユーロの制裁金を科した。この種のケーブルは発電設備の配電網への接続もしくは異なる国々の送電網の相互接続のために使用されるものである。1999年から10年近くにわたり、当該11社は市場分割と顧客割り当てを、ほぼ世界中で行っていた。この計画には、欧州経済領域(EEA)における重要な高圧ケーブルプロジェクト、例えば海上風力発電所など大規模インフラや再生可能エネルギープロジェクトの割り当ても含まれていた。この違法行為には、ABB、ネクサンス、プリズミアン(以前はピレリ)、ジェイパワーシステムズ(前住友電工と日立金属)、ビスカス(前古河電工とフジクラ)、エクシム(前SWCC昭和と三菱ケーブル)、ブラッグ、NKT、シレック(前サフラン)、LSケーブル、タイハンなど、世界最大の高圧ケーブルメーカーが参画していた。ABBは、欧州委員会にカルテルを最初に通報したために、同委員会の2006年リニエンシー告示に基づき、制裁金の支払いを全面的に免除されている。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-14-358_en.htm?locale=en

Joaquín Almunia Date: 02/04/2014 Reference: P-025434/00-10 Location: Brussels - EC/Berlaymont (C)EU, 2014 URL