EU News 140/2014
2014/04/01
ホライズン2020
日本人研究者に向けた
国際的プロジェクト参加への新たな機会
(日英同時通訳あり)
日時: 2014年4月14日(月)14:30 – 17:15
会場: 駐日欧州連合代表部 東京都港区南麻布4-6-28ヨーロッパハウス
2013年11月に開催された日・欧州連合(EU)首脳協議において、安倍晋三総理大臣およびEU首脳は、日・EU科学技術協力の潜在力を引き出すため、より一層の努力を提唱した。EUの新しい研究資金助成プログラムである「ホライズン2020」には、国際協力の新たな機会が数多く存在する。
日本はイノベーション大国であり、グローバルな産業先進国である。研究における国際協力は、なぜイノベーションにとって不可欠になりつつあるのだろうか。
当日は、東京大学副学長・理事である松本洋一郎氏より国際化の傾向について、次いで、エルゼビア・ジャパン副社長のアンデシュ・カールソン氏より論文の共同執筆の統計などについて語ってもらう。その後、欧州委員会研究・イノベーション総局において国際協力を担当するマリア・クリスティーナ・ルッソ局長の来日を記して、世界で最も開放的な研究プログラム「ホライズン2020」に関する紹介をはさみ、国際的な共同研究プロジェクトに参加している日本の方々から、これまでの経験と参加を通じて培われた見識について話しを聞く機会を設けた。最後に、ホライズン2020に関心のある方に向けて、ナショナル・コンタクト・ポイントおよびEURAXESSより、参加方法や支援について説明がある。
14:30 開会のご挨拶
- ハンス・ディートマール・シュヴァイスグート駐日欧州連合大使
14:35-14:50 「日本における研究と国際化の重要性」
- 東京大学副学長・理事 松本洋一郎氏
14:50-15:10 「日本の国際協力における統計」
- エルゼビア・ジャパン副社長 アンデシュ・カールソン氏
質疑応答(10分)
15:20-15:50 「ホライズン2020―国際化の機会」
- 欧州委員会研究・イノベーション総局 国際協力局長
マリア・クリスティーナ・ルッソ氏
質疑応答(10分)
16:00-16:25 「国際協力の経験から」
企業:住友精密工業
- 航空宇宙第二営業部担当部長 渡邊和嗣氏
「FP7プロジェクト: 航空機エンジンの表面熱交換器」
大学:早稲田大学
- 研究戦略センター副所長 小林直人教授
「早稲田大学におけるFP7プロジェクトおよび研究の国際化(TBD)」
経済産業省
- 航空機武器宇宙産業課長 飯田陽一氏
質疑応答(15分)
16:40-17:00 「国際的なプログラム、ホライズン2020へ参加するには」
- JEUPISTE担当プロジェクトマネージャー 兼
ナショナル・コンタクト・ポイント 市岡利康氏
- EURAXESS リー・ウールガー氏
質疑応答(15分)
17:15 閉会の挨拶
17:30 レセプション
参加方法:事前登録制です。
出席をご希望される方は、英文氏名・役職・団体名を
EU科学技術部 富久薫(kaoru.tomihisa@eeas.europa.eu)までご連絡下さい。
Updated 2014.04.03