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ヴィーザーEU 経済・財政委員会(EFC)委員長/ユーロ・ワーキング・グループ議長、来日

EU News 114/2014

2014/03/14

トーマス・ヴィーザー欧州連合(EU) 経済・財政委員会(EFC)委員長/ユーロ・ワーキング・グループ議長は本日、都内で開かれた経済広報センター主催のセミナーで講演を行い、欧州経済の回復が2014年も続くと予想されていることについて説明した。ここ1年来、EU各国の国債利回りは低下傾向にあり、他方で競争力は高まっている。ヴィーザー委員長はまた、内需の持ち直しが欧州により均衡の取れた、持続可能な成長を達成する一助になるとも述べた。直近の予想では、EU経済は2014年には1.5%、2015年には2.0%成長すると見込まれている。

ヴィーザー委員長は、現在景気が回復していることで自己満足に陥ってはならないと強調、EUは引き続き競争力強化、財政赤字解消および銀行の貸借対照表の改善に向け真剣な努力をする必要がある、と述べた。ヴィーザー委員長はまた、銀行同盟に向けたプロセスの進捗状況について概説した。欧州中央銀行は本年、域内銀行に対する資産査定を行う。ヴィーザー委員長は、これにより銀行部門に対する信用が高まり、中規模の企業への貸し出しが再び動き出すことにつながるとした。結論として、欧州経済にはなお課題が残っているものの、良い進展が見られていると述べた。

Photos by R.D., EU, 2014 URL