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シリア危機: 人権状況に関する国連安保理決議採択

EU News 76/2014

2014/02/22
STATEMENT/14/18
ブリュッセル

<日本語仮訳>
欧州連合(EU)のクリスタリナ・ゲオルギエヴァ欧州委員(国際協力・人道援助・危機対応担当)は本日、以下の声明を発表した。

「シリアの人道状況に関する国連安保理決議が採択されたことを、心より歓迎する。ようやくシリア国民の耐え難い苦しみが国際社会に認識されたことになる。危機の政治的解決を待つ間、この決議が事態の転換につながることを願う。

現在、100万人近い難民がレバノン、60万人がトルコそしてほぼ同数がヨルダンにおりイラクでは22万2千人が難民登録されている。シリア国内で支援を必要としている人は900万を超える。また、自宅を追われ国内避難民となっている人の数は、650万を越えると概算される。300万を超える人々が戦闘が激しく、救援が定期的に届かない状況に置かれており、中にはまったく届かないケースもある。これまで3年以上にもわたり、この抽象的な数字の背景にある人々のすべてが、欺かれてきたのである。

今後は、同決議が現場で確実に実行に移されること、そして戦闘に関わるすべての側が国際人道法を遵守することが求められる。EUはその加盟各国を合わせ、この世界的な援助努力において、最大の貢献を行っているが、援助の手が届いていない人々にとってこのような資金は何の意味も持たない。この危機が発生した当初からシリアにおける人道支援アクセスを確保する努力を継続しているが、成果は芳しくない。必要とするすべての人々に、支障なく迅速に支援が届くことを担保することが急務であることに、変わりない。この決議により、安全で、支障のない、迅速な支援を、紛争境界線や国境をまたいだ地域を含め、助けを必要とするすべての人々のもとに届けることが可能になることを、強く祈念する」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_STATEMENT-14-18_en.htm?locale=en