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米国の情報収集活動の見直しの発表を受けた声明

EU News 10/2014

2014/01/17
MEMO/14/30
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>
欧州委員会の報道官は本日、米国の情報収集活動の見直しに関するバラク・オバマ大統領の発言を受け、以下の声明を発表した。

「欧州委員会は、米国の情報収集活動の見直しに関するバラク・オバマ大統領の発言および大統領令を歓迎する。特に、国家安全保障局(NSA)による大規模な情報収集に関する広範にわたる、多くの欧州市民も共有している懸念に取り組む用意があるとの大統領の姿勢を歓迎したい。

オバマ大統領の発言および行動は、欧州連合(EU)が表明してきた正当な懸念に米国が耳を傾け、これらの問題に関する米欧間の集中的な対話が真のものであり、成果が生まれつつあることを示している。

欧州委員会が2013年11月27日に述べたとおり、米欧間のデータの流れに対する信頼はこれらの情報計画に関する発覚の影響を受けており、回復されなければならない。行動の必要性を認めることで、オバマ大統領は信頼回復に向けた重要な行動を取ったことになる。

我々は特に、オバマ大統領が今般、国家安全保障のための情報収集に絡み、米国市民に与えられている保護策を外国人にも拡大する用意があることを歓迎したい。我々は今後、この約束が及ぼす影響を完全に解明していきたい。

大統領の発言はまた、法的相互援助条約のより効率的な活用やビッグデータに対して適用されるべきデータ保護ルールに関する米欧間の議論への道を開く。

大統領の発表はEUの抱く懸念に対応するための重要なプロセスの始まりであり、この点における今後の米国の対応に期待したい」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_MEMO-14-30_en.htm?locale=en