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欧州委員会、2014年1月より欧州領空域にEU排出量取引制度の適用を提案

EU News 438/2013

2013/10/16
MEMO/13/906
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>

欧州委員会は本日、欧州連合(EU)の温室効果ガス排出量取引制度(EU ETS)を改正し、航空機の航路のうち、欧州領空域にかかわる部分の排出量を対象にするよう提案した。この法改正は2014年1月1日より、国際民間航空機関(ICAO)が2020年までに導入するとしている国際航空からの排出量に世界規模の市場メカニズムを適用させることが実現するまで実施される。

 

主な特徴

この提案による改正ETSの主な特徴は以下の通りである。

- 従来どおり、欧州経済領域(EEA、EU28カ国にノルウェーとアイスランドを加えたもの)間の空港を飛ぶフライトが対象となる。

- 2014年から2020年まで、EEA域外国発着のフライトは、EEA領空域外の排出については原則として免除される。EEA領空域内の排出量のみが対象となる。

- 発展途上国の特別な状況を考慮すべく、先進国でない、全世界の航空排出の1%未満しか排出していない第三国発着のフライトは完全に免除される。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_MEMO-13-906_en.htm?locale=en

Connie Hedegaard Date: 16/10/2013 Reference: P-024175/00-05 Location: Brussels - EC/Berlaymont (C)EU, 2013 URL