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エジプトに関する欧州理事会議長と欧州委員会委員長の共同声明

EU News 373/2013

欧州理事会議長
2013/08/18
ブリュッセル
EUCO 176/13
PRESSE 355
PR PCE 154

<日本語仮訳>

ヘルマン・ヴァンロンプイ欧州理事会議長とジョゼ・マヌエル・バローゾ欧州委員会委員長は本日、以下の声明を発表した。

「エジプトにおける最近の情勢、特にここ数日間の暴力行為は、非常に気がかりである。我々は命を落とす者がいることに悲しんでおり、犠牲者の遺族に対し心から哀悼の意を表する。

エジプトは欧州連合(EU)にとって主要なパートナーである。EUとエジプトは、戦略的地域における平和と安定の維持に対する利益と責任を共有している。事態のさらなる悪化は防がなければならない。そのようなことになれば、エジプトおよびより広いその近隣諸国にとって予測不可能な結果をもたらしうる。

懸け橋作りやすべての関係者が関わる政治的プロセスの構築に向けた、EUも積極的に関わった国際的努力や提案が脇に置かれ、対立の道が選択されたことを大変遺憾に思う。この道の先には成功はなかろう。暴力が即刻停止することが不可欠である。

すべての関係者が最大限の抑制を行使するべきであるが、我々は衝突の停止に向けた暫定政権および軍に特別の責任があることを強調したい。ここ数日来の暴力や殺りくは正当化も容赦もできない。人権は守られなければならない。政治犯は釈放されるべきである。

対話に代替はありえない。エジプトのすべての政治勢力は、同国の民主的な未来の構築に取り組むことを再度約束し、選挙の早期開催と文民政府の設立につながる政治的プロセスに取り組まなければならない。暫定政権も、権力を掌握したときにこのような約束をしたはずである。エジプト軍もそのような政治的プロセスを尊重し、支持しなければならない。

EUは過去2年間、エジプトが民主主義に向かう間、同国のそばに寄り添ってきた。我々は、登場してきたエジプトの指導者と新たな政治勢力と頻繁に会い、積極的に関与してきた。民主主義と基本的自由を求めるエジプト国民の要求は無視してはならない、ましてや血によって洗い流されてはならない。

EUは、引き続き国際的かつ地域的パートナーと協力し、暴力の停止・政治的対話の再開および民主的プロセスへの復帰を促すべく努力を続ける。この趣旨で、EUはその加盟国と共に、この数日間でエジプトとの関係を早急に見直し、これらの目的の追求を目指した措置を採択する所存である」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/en/ec/138589.pdf