エジプトの情勢に関するアシュトン上級代表報道官の声明
EU News 328/2013
2013/07/08
ブリュッセル
A 376/13
<日本語仮訳>
キャサリン・アシュトン欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長の報道官は本日、以下の声明を発表した。
「上級代表は、今朝、共和国警護隊本部で死者が出たことを遺憾としている。上級代表はこの悲しい出来事についての調査が開始されたことに留意し、それが迅速に、徹底的かつ公明正大な形で実施されることを確信している。あらゆる側の犠牲者のご遺族に対し、心底より弔意を表している。
上級代表は、最大限の自制とともに、暴力を直ちに終わらせることを、繰り返し強く求めている。対話と包摂が、文民的かつ民主的な枠組みの迅速な回復を可能とする唯一の方法である。
上級代表は、すべての側、特に暫定政権に対し、また権力と影響力を有する立場にある人々に対し、あらゆる政治勢力との接触に努め、和解に向かって迅速に前進することを、呼びかけている。自らの正統性を主張する人々のすべてが、同国の利益のために責任ある行動をとることと、挑発あるいは暴力の激化を全面的に回避することが必要である」
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/EN/foraff/137857.pdf