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EU、中国製太陽光パネルに暫定的に反ダンピング関税を課す

EU News 270/2013

2013/06/04
IP/13/501
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>

欧州委員会は本日、以下の声明を発表した。

「欧州委員会は本日、中国から輸入される太陽光パネルとセルおよびウェハに対し、暫定的に反ダンピング関税を課すことを決定した。

同決定は、多くの市場関係者を通じた徹底した本格的な調査を経てなされたものである。欧州連合(EU)の太陽光パネル市場は非常に大きく、輸入量が多いことからも、同関税がそれを混乱させることがあってはならない。そのため、関税は段階的に適用され、2013年8月6日までは11.8%とする。8月以降は、欧州の産業への悪影響を取り除くのに必要な47.6%の税率が適用される。

欧州委員会は、暫定的な関税の適用が停止され交渉による解決策が見出せるよう、中国輸出業者および中国商工会議所と、反ダンピング基本規則第8条に則り、話し合いを続行する用意があることを再度強調する。

欧州委員会は、今後数週間のうちに、相互の合意した日程でEU・中国合同委員会を開催し、建設的な形でEU・中国の通商関係におけるすべての議題に関し、共通のWTO公約また戦略的パートナーシップの精神で話し合いをする用意があることをあらためて表明する」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-13-501_en.htm?locale=en

Press conference by Karel De Gucht. Date: 04/06/2013 Reference: P-023432/00-11 (C)EU, 2013 URL