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サウジアラビアでの処刑に関するアシュトンEU上級代表の声明

EU News 252/2013

2013/05/24
ブリュッセル
A 265/13

<日本語仮訳>

キャサリン・アシュトン欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、以下の声明を発表した。

「サウジアラビア王国において、強盗殺人の罪で死刑判決を受けていた5人のイエメン国民が処刑されたことを、極めて遺憾に思う。

その罪が深刻であることを認識しているとともに、被害者のご家族に対し弔意を表する一方で、EUは、あらゆる事例およびあらゆる状況において極刑に反対する。極刑には、失われた人命を取り戻すことができないという側面があるとともに、そこに犯罪抑止効果がないことを証明する数多くの研究が存在している。

 EUは、死刑の普遍的廃止への一歩として、世界的な執行の一時停止を呼びかける。また、サウジアラビアに対しては、死刑に替わるものを模索することを求める」

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「世界の人権状況改善を求めて」(2012年7月号特集PART 2)

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/EN/foraff/137268.pdf