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中央アフリカ共和国に関するアシュトンEU上級代表の声明

EU News 150/2013

2013/03/25
ブリュッセル
A 169/13

<日本語仮抄訳>

キャサリン・アシュトン欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は本日、以下の声明を発表した。

「中央アフリカ共和国における最近の動向に大変憂慮している。

すべての当事者に対し、敵対を即刻中止すること、自制を示し、治安の回復、とくに略奪の回避に努めることを要請する。

同国において人道的状況が悪化しかねないことを危惧している。あらゆる武装勢力に対し、市民の尊重と保護、国際人権法の遵守と人権団体の活動を尊重することを求める。人権侵害を犯した者は、責任を問われることになる。

暴力あるいは違憲の政権交代が容認できないことに、変わりはない。今一度、あらゆる当事者に対し、協議に取り組むとともに、2013年1月11日に形成されたリーブルビル協定の枠組みにおいて、平和裏に前進する道を見出すべく努力することを、要求する。

EUは、中央アフリカ共和国において再発している危機を克服するために、リーブルビル協定が重要であることを強調してきた。すべての当事者に対して、同協定を尊重し、その中で同国を統治する唯一の代表的組織としてすべての側が合意した国民統一政府と緊密に連携することを、私は要求する。さらに、中部アフリカ諸国経済共同体およびアフリカ連合に対し、国際社会と緊密に協議を進めながら、緊急にあらゆる当事者に関与し、現下の危機の克服を目指すことを求める」

原文はこちらをご覧下さい(英語)。

http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/EN/foraff/136506.pdf