Saving 10000 - 日本、EU、米国における取り組みから、命を救う最善の方法は何かを考える
EU News 127/2013
2013/03/12
昨年11月に開催した『自殺者1万人を救う戦い』上映会には、大きな関心が寄せられ、会場は満員となった。今回はそのフォローアップとして、映画の中で投げかけられた疑問や課題について話し合うとともに、日本、米国、EUのそれぞれの視点を学びあう場を提供する。ハーバード大学で精神医学の研修を行い、米国で精神科医として活動している石塚幸雄氏による基調講演に続いて、専門家によるパネルディスカッションを行う。司会はこの映画を監督したレネ・ダイグナンが務める。参加者全員に映画『自殺者1万人を救う戦い』のDVDが無料で進呈される。
場所:
駐日欧州連合(EU)代表部 シューマン・オーディトリウム (地図)
日時:
2013年3月27日 水曜日 19:00~21:00 (18:30開場)
(当日は日英の同時通訳を用意する予定)
登録:(3月26日締め切り)
お名前(ふりがな)、ご所属、eメールアドレスを記したメール
[件名:Saving 10,000-2]をDelegation-Japan-Event@eeas.europa.euまでお送り下さい。
プログラム
18:30 開場
19:00 EU代表部による歓迎のあいさつ
19:05 映画『自殺者1万人を救う戦い』の紹介映像上映
(本編はwww.saving10000.comで視聴可能)
19:10 レネ・ダイグナン氏による講演 「1万人を救うための10の方法」
19:20 石塚幸雄氏による基調講演 「Can a Failed Suicide Attempt be an Opportunity to Go Beyond a Previous Best? (自殺未遂は過去最高の幸せを得るチャンスになり得るのか)」 - 患者の最悪の危機を、緊密な人間関係、自己意識、達成感など過去最高を超える水準の幸福感を得る千載一隅のチャンスとして活用する、独自の治療法について言及
19:50 パネルディスカッション (司会: レネ・ダイグナン)
斎藤友紀雄氏(いのちの電話元常務理事)
片山朗氏(内閣府自殺対策室参事官)
石塚幸雄氏 (精神科医師)
20:30 質疑応答
20:55 閉会のあいさつ
21:00 閉会
講演者とパネリストの略歴
レネ・ダイグナン
駐日EU代表部 経済担当官として勤務する傍ら、テンプル大学現代アジア研究所非常勤リサーチフェローとして自殺防止の研究にも関わる。青山学院大学の経済学講師でもある。映画『自殺者1万人を救う戦い』で初監督
石塚幸雄
1964年に慶応大学を卒業後、1969年にハーバード大学MMHCにおいて精神科のレジデンシーを修了。2007年皇居にて厚生大臣より保健文化賞を受けた、日本国際医学生連盟(JIMSA)の創設者である。46年前に結婚、子供3人。ニューヨークのサルマガンディ・クラブのメンバー (レジデントアーチスト)
齋藤友紀雄
いのちの電話元常務理事。50年にわたり自殺回避を前進させるために、大衆の啓蒙とロビー活動 に携わってきた。著書は40冊を超える
片山朗
内閣府自殺対策室参事官
Updated 2013.04.08
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.saving10000.com