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2012年~2014年に関する冬季予測: 徐々に向かい風を克服

EU News 91/2013

2013/02/22
IP/13/151
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>

昨年夏以降、欧州連合(EU)の金融市場状況はかなり改善したものの、2012年後半の域内経済活動は期待はずれであった。しかしながら、先行指標はEUの国内総生産(GDP)の減少が底を打ちつつあることを示しており、経済活動は徐々に加速する見通しである。成長の回復は当初は外需の増加によってもたらされよう。域内投資と消費は年内に回復することが予想され、内需は2014年までにはGDP増の主たるエンジンとなると期待される。

2012年末に向けて経済活動が弱まったことは、本年のスタート台が低いところにあることを意味する。以前の予想より経済回復が緩やかであることと併せ、この結果2013年の年間GDP成長率予測がEU全体で0.1%、ユーロ圏では-0.3%という低いものとなった。四半期ごとのGDPの動きは年間の数値より若干大きく、2013年第4四半期のGDPは前年同期比でEUにおいて1.0%、ユーロ圏で0.7%伸びると予想される。

金融市場の改善と2013年のマクロ経済展望の弱さの差異は、バランスシート調整が短期成長の足かせになり続けていることに起因する部分が大きい。この調整が進めば、現在EUで1.6%、ユーロ圏で1.4%と予想される2014年の成長の基盤も強まろう。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-13-151_en.htm?locale=en

Olli Rehn Date: 22/02/2013 Reference: P-022731/00-07 Location: Brussels - EC/Berlaymont ©EU, 2013, URL