ホームニュース・出版物ニュース2013> 欧州議会、EU長期予算に関し折衝の構え

欧州議会、EU長期予算に関し折衝の構え

EU News 81/2013

2013/02/18
欧州議会

<日本語仮抄訳>

2月18日(月)、主要な欧州議会議員が、ヘルマン・ヴァンロンプイ欧州理事会常任議長とジョゼ・マヌエル・バローゾ欧州委員会委員長との協議において、欧州連合(EU)の長期予算に関する折衝の口火を切った。大半の議員がEUの7カ年予算に関する先日の合意を受け入れられないと考えている。欧州議会は同予算案の拒否権を有している。

EU首脳陣は、2月7日と8日に開催された欧州理事会会合において、最大で9,600億ユーロの拠出を承認した。実際の支出額は9,080億ユーロとなる予定だが、共に欧州委員会が示した当初予算案に比べて、大幅に削減された数字である。

「EU首脳会議が妥協に達した内容では、待ち受ける課題に対応できない。欧州議会は、景気の回復を押し上げ、経済金融危機の克服を助長できるような、近代的かつ野心的なEU予算を要求してきたが、今後も求め続ける」とジアンニ・ピテラ副議長(社会民主グループ、イタリア出身)は述べている。

ヴァンロンプイ議長は、加盟国による政治的合意を「強力な交渉権限」と表現し、理事会が議会と議論する構えであることを確認した。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.europarl.europa.eu/news/en/pressroom/content/20130218IPR05906/html/Parliament-ready-to-negotiate-on-EU-long-term-budget

MEPs to debate EU budget with Presidents Van Rompuy and Barroso. ©EU, 2013. URL 

関連情報:
「EUの予算はどのように作られるのですか」(『EU MAG』2012年6月号質問コーナー)
http://eumag.jp/question/f0612/