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馬肉混入問題: 加盟国、欧州委員会の食品販売における不正取り締まり計画を承認

EU News 77/2013

2013/02/15
MEMO/13/109
ブリュッセル

<日本語仮抄訳>

本日、欧州委員会が組織する食物連鎖と動物衛生に関する常任委員会(SCoFCAH)の臨時会合において、欧州連合(EU)加盟国は、トニオ・ボルジ保健・消費者担当委員が2月13日(水)に発表した合同計画を承認した。

欧州委員会が共同出資するこの計画は、即時に1カ月間実施される(その後2カ月間延長される可能性あり)。その内容は次に挙げる2つの要素を含む。

1.食品に非表示の馬肉が含まれていることを検証: この数日間において、いくつかの加盟国において実施された公的な取り締まりにより、食品中に原料リストに表示されていない馬肉を含むものがあり、その商品名も牛肉の存在のみに言及していることが発覚した。この計画は、最終消費者向けに牛肉を含む商品として販売されている食品を、主に小売りの段階において規制することにより、非表示の馬肉の混入を検知することを目的としている(1国あたり10から150種の食品を抽出し、EU全域で計2,250品目の検査を行う予定)。現行のEU規則においては、他の種類の肉が含まれているにもかかわらず、食品名が牛肉のみの含有を示唆している場合には、情報が紛らわしく法律違反となる。同様に、馬肉を含む食品の原料リストにその表示がない場合には、EUの食品表示規則に違反していることになる。

2.馬肉におけるフェニルブタゾンの残存の可能性を検知: 本計画では馬肉50トンごとに1サンプルの検査を行うことが想定されている。各加盟国は最低5回の検査を行うことになる。フェルニブタゾンは動物医薬品であり、馬を含め食肉用動物への使用は違法である。

この計画では、抽出検査、分析種類、事後規制の情報など、取り締まりの結果を欧州委員会に定期的に報告することが規定される。馬肉の混入が認められた場合には、問題の動物が屠殺認定を受けた国も報告される。これらの情報は、加盟各国の主管当局がすぐに利用できるよう、食品・飼料に関する早期警告システム(RASFF)に掲載される。

原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://europa.eu/rapid/press-release_MEMO-13-109_en.htm?locale=en

File Image: Dacian Cioloş, in the centre, visiting a meat market at the Paris International Agricultural Show. Date: 27/02/2012 Reference: P-020417/00-12 Location: Paris - Porte de Versailles Exhibition Centre. ©EU, 2012, URL